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世界初!耐圧防爆吊はかり「昴」の耐圧防爆テスト

耐圧防爆吊はかり昴(スバル)から無線式が新登場!


日本初の耐圧防爆構造の吊はかり「昴(すばる)」から待望の無線式が登場しました。
昴(すばる)シリーズは、社団法人産業安全技術協会が検定する工場電気設備防爆指針の2G4の基準をクリアする様に開発し、耐圧防爆等級2G4適合機種として、特許を2つ取得した商品です。
今回は防爆等級2G4適合商品として、無線式昴が承認されるプロセス、耐圧防爆試験の一部の様子をご紹介します。
工事電気設備防爆指針の2G4基準のテストは、爆発試験、温度試験、鋼球落下試験などがあります。
この度、無線式昴(すばる)は2G4等級試験を行い、合格基準を満たしている結果となりました。

耐圧防爆構造とは

内容が、その内部に侵入した爆発性雰囲気の内部爆発に対して、損傷を受けることなく耐え、かつ、容器のすべての接合部分は構造上の開口部を通じて外部の爆発性雰囲気へ発火を生じることのない電気機器の防爆構造。

2G4という記号とは

防爆構造の種類を示した記号で、防爆等級は火炎逸走限界の値によって、1から3等級あります。
発火度はG1からG5まで分類されており、防爆性ガスの発火温度、電気機器の許容温度を定めています。

電気機器の許容温度をテスト

電気機器の許容温度テストは、発火度の分類をする大変重要な試験のひとつです。



実験は内部3ケ所、表面4ケ所に連続通電の状態で3.5時間から5時間程度放置し、各箇所の温度を温度センサーで温度を測定し、通電前と通電後の温度差を試験結果とします。
温度差は平均1.25℃で温度差70℃の基準をはるかに下回る結果となりました。


鋼球落下試験


2G4基準の鋼球落下試験は下の左写真の直径36.5mm、200gの鋼球を2mの高さから垂直に、透明窓へ3回落下させ、亀裂、破損の有無を試験結果とします。
結果は透明窓3個とも亀裂、破損ともになしで、予想通りの結果となりました。
他にも、爆発検査、構造検査などを経て、結果を産業安全技術協会へ報告し、晴れて型式承認番号が授与されます。






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